川嶋勝重の初防衛戦決定

http://www.boxing.jp/cgi/news/news.cgi?mode=view&no=35
※ワールドボクシング公式サイト【ボクシングJP】より

しかしこの対戦相手である、ラウル・ファレスとは世界タイトルマッチの挑戦者としては、かなり疑問が残るといえる戦績*1。
確かに良く言えば過去に3度世界タイトルマッチに挑戦した経験のある老獪なベテラン、ともいえなくもないが、普段あまりキツいことを書かない専門雑誌のサイトである上記でさえも↓のように、

現在30歳。勇利戦後はマーク・ジョンソン(米)のIBF王座に挑み8回KO負けし、01年エリック・ロペス(徳山昌守に挑戦=メキシコ)に6回KO負け。また同年9月には小島英次(金沢)に9回負傷判定負けをしている。小島戦のあとはわずか1試合のみで、戦績は32勝15KO9敗1NC。

かなり否定的なニュアンスで書かれる始末。川嶋の保持する王座(WBC)の本部が、今回の対戦者であるラウル・フアレスの母国と同じメキシコだったから実現できたんでしょうが(※ラウル・フアレスの現在のWBC世界ランキングは23位だそうです)、このような選手が相手だといい内容の試合は期待できないかもしれません…(っても、私は前戦で川嶋勝重徳山昌守から王座を奪取した試合で川嶋が勝てるとは思ってなかったぐらいだから、ボクシングは何が起こるか分からないスポーツといえばそうなんですけどね…)

※ちなみに、↓が今回の挑戦者Raul“Baby”Juarezの戦績
http://www.boxrec.com/boxer_display.php?boxer_id=004229