メモ4・増える“大人向け”アニメ 深夜 週17本に(福)タソの記事>

http://d.hatena.ne.jp/YUYUKOALA/20041019#p2
(※「悠 々 日 記」さんの10月19日より)

 テレビのアニメ番組が、このところ増え続けている。NHK地上波と民放キー局の今秋の新番組は25本で、放送中の作品は昨年秋より7本増えて59本になった。一方ではゴールデンタイムから撤退する動きも出始めている。なぜこのような現象が起きているのだろう。(福田 淳、塩崎 淳一郎)

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tv04101901.htm

 もう1項手塚BJの記事もあるんだけど、こちらはおそらく(塩)氏の記事で、メイン記事は(福)タンかな。

 増加が顕著なのは深夜時間帯。(中略)少し前までは放送料が割安な独立U局やCSでの放送が増えていたが、視聴される機会の多いキー局やBSに回帰し始めてきた。ただ、TBSやテレビ朝日の深夜本数が増加する反面、フジテレビでは1本もなくなるなど、局によって対応に違いがある。

気づいたらフジは深夜アニメ撤退か。つーか、放送局の都合というか、製作側がフジを敬遠したような気が激しくするんだが・・・。

 「フジテレビ深夜アニメで続く迷走劇のデータ集」(http://www.planning-ai.com/~yuuki/cx-shinya.htm)で指摘されているように、フジの深夜枠は兎角話題がつきない枠で、その一番の要因はフジがメンテナンスという名目で深夜放送を時々休止することにあった。これの余波を受けたのが、「Kanon」であり「灰羽連盟」であった。また、ここ1〜2年では、野球中継延長や特番編成による余波を受けて放送回数が減らされてしまう「テクノライズ」「R.O.D-THE TV-」「サムライチャンプルー」というケースも出てきたわけで。これらは製作サイドも承知のうえで枠を取っているという話もあるが、視聴者からすれば当然反発する訳で、作品内容は遜色が無いのに放送局/枠のためにマイナスイメージがついてしまった感は否めなかった。今秋の改編でフジ深夜枠が消えたのは、放送局、製作側双方の敬遠する意思が一致した結果なのだろう。他の局では深夜帯のアニメ本数を増やしているという対照的な動きはフジから他局へ「逃げた」とも見ることもできそうだ。

しかし、ブラックジャックはテレ東系及び衛星系アニメが一切見れない俺でもきついな…。
どっちかというと、非深夜アニメはライト腐女子層にターゲットを絞った感のあるアニプレックス(ソニー)と違い、Avexは未だに全世代にウケを狙える作品ということで、「ブラックジャック」を選んだみたいだけど、2話まで見る限り、作品的なクオリティは低くないみたいですが、オレみたいに歳食ってても手塚治虫に対して何も思い入れの無い香具師には、ただの退屈な子供向けアニメの内容だし、これじゃあせっかく高橋留美子ヲタと、ライト腐女子予備軍というべき、ローティーン・ハイティーンの女子にある程度以上人気のあった「犬夜叉」を終わらせた理由がよく分からない。あんな内容じゃTVアニメ版“犬夜叉”の主要支持層と思われるローティーン・ハイティーンの女子は、あまり継続して見る気が起きないんじゃない?。(そもそも一般ピープルティーンエイジャー以上の男はアニメなんてほとんど見ないし(^^;)