トレード志願の岩隈久志を援護=オリックスと接触−プロ野球選手会(※『スポーツナビ』より)

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20041122-00020880-jij-spo.html

 岩隈久志投手が合併球団のオリックス入りに難色を示している問題で、同投手の意向を受けた労組日本プロ野球選手会(会長・古田敦也ヤクルト捕手)は22日、問題の解決に向け、すでにオリックス側と接触したことを明らかにした。岩隈は近く小泉球団社長にトレードを直訴する決意を固めており、同選手会の松原徹事務局長は「このままなら無償トレードになるべきだ。交換トレードをしたり、行く先が楽天以外となると、筋が違うのではないか」と話した。

参入問題でのゴタゴタもあり、本拠地での人気がイマイチの楽天だけに、最初のシーズンで100敗でもして地元から完全に見放されないためにも、絶対に来て欲しい戦力だろうが(※海千山千でどうなるか分からない外国人選手に数億出すより、まだ若く故障がなければ10年はいける彼を数億以上出して採った方が良いに決まっている)この問題を片方の立場だけで見るのは危険すぎる。ここまできた以上はもはや円満解決はありえないので、しかるべき*1ルートでどこかに落としどころを持っていくしかない。
同じことをいってしまうが、とにかく芸能界のように事実上引退状態に置いて、干しあげる様なことだけは避けてほしい。
彼の↓2004年10月11日付け以前の日記を読んでいただければ、一連のプロ野球関係のニュースに興味のない方でも、多少なりとも今回の彼の行動が読み取れると思う。
http://www.iwakuma21.com/diary.html#com017
もちろん、そんな岩隈を発掘したのは近鉄。しかし今はその球団はなくオリックス保有権を持っている。また岩隈が今年最多勝をとらなければオリックスにプロテクトされず、とにかく球界に現役選手として残るだけで精一杯だったろう(実際、旧オリックス近鉄の選手で表立って新球団への移籍を希望したのは磯部と今回の岩隈だけ)。世の中は本当に残酷だ…。

*1:正規のルートに限るという意味ではなくてね