来春、平日の午後7時にニュース戦争がぼっ発!日本テレビでも同様に午後7時から8時に報道番組を生放送することが内定

来春、平日の午後7時にニュース戦争がぼっ発する。TBSが来年4月から午後6時から
8時の2時間、生放送でニュース番組を放送することを3日の定例社長会見で正式発表
した。日本テレビでも同様に午後7時から8時に報道番組を生放送することが内定。現在
ゴールデンタイムのニュースといえばNHK「ニュース7」(月-日曜、後7・00)だけだが、
来春からは激しい視聴者の奪い合いとなりそうだ。

 夕方のニュース戦争が、来年4月から平日のゴールデンタイムに場を移し、TBS、日本
テレビ、NHKの3局で火花を散らすことになった。

 ゴールデン帯で2時間の生ニュースを編成するという“民放初”の戦いに挑むTBS・吉崎
隆編成局長は「社会に不安と不信を持っている半面、社会に関心を持っている層が増えて
きた」と理由を説明。キャスターは未定だが、グルメや特集など情報も盛り込み「世の中の
関心事がすべて分かる時間に。(かつ)分かりやすく」とNHKとの差別化を図る。

 2時間の中に各地方のローカル枠も入るため、野球中継などはそこで放送する方向。

 一方、日本テレビでも午後7時から1時間を、生報道番組にする予定で、ネット局との調整
に入った。制作は報道局だが、ストレートニュースというよりも、さまざまな問題(ニュース)を
深く掘り下げた内容になりそうで、94年まで平日午後7時に生放送されていた「追跡」に近い
テイストという。夕方のニュース枠の継続は未定。

 TBSでは改革に伴い、3月いっぱいで「ニュース23」を終了。40年続いた昼ドラマ「花王
愛の劇場」をはじめ、「ピンポン!」「2時っチャオ!」といった昼枠も終了し、4月からは新しい
昼の大型情報番組が編成される。

 なおフジテレビなど他局は現在の路線を継続する方向。

これで、月曜19時台の読売広告社枠アニメ(『名探偵コナン』『ヤッターマン』)は、ゴーリデンタイムから追放がほぼ確定かな?