ジャンプの「To LOVEる」が、コミックス限定版でOAD展開されるらしいことについて(※赤松健、日記帳より)

> ジャンプの「To LOVEる」が、コミックス限定版でOVA展開する様ですね。
> 予約生産制で、とりあえず13〜15巻の3巻分、値段も3570円ですので、
> ネギまOADと大体同じコンセプトと言えます。
>
> この形式の凄いところは、作者の印税は単行本部分にしか発生せず(^^;)、
> 流通も書店売りですので、講談社の利益が莫大になる点です。(おそらく
> 集英社も同じ方法論ではないでしょうか・・・・未確認ですが)
>
> 予約生産制なので余剰在庫は一切発生せず、書店買い取り式なので返本の
> 心配もありません。さらに一度TVアニメ化した作品を選べば、アニメ会社
> の選定も楽で、数的には2万本売れれば楽々儲けが出ます。
> 書店側も、過剰に入荷しなければ利益は大きいです。
> 読者も、欲しくない人は通常版を買えばいいので特に問題は起こりません。
> 作者も、新作アニメが出る分には、結構嬉しいのが普通です。
>
> ・・・この辺が、追随する出版社が出るだろうと数ヶ月前に予想した理由。
> 既存のアニメ流通や代理店を経ていない点を問題点と見るか利点と見るかは、
> 立場によって異っています。ただ、OAD化に適した作品が意外と少ない件
> は既に指摘されており、2010年早々にOAD形式は滅亡するとの予想も。

追記→4日後に、OADの印税に関して発言を撤回し載せています

OADの印税に関して、講談社ライツから連絡が。
OAD定価3570円の場合、普通印税は一割だから357円になるはずな
んですけど、そこが42円(単行本の分だけ)になっているのは事実なんで
すよ。
しかし、「一般的なアニメ化」分に相当する原作使用料が、実は後々に支払
われるらしいのです。(ごくごく一般的なパーセンテージです)
アニメ部分の作者印税が、「永久にゼロ」であるかのような書き方をしてし
まったのは間違いでした。スミマセン。m(_ _)m