“オリコン離れ”:エンタメ班:コラム:スポーツ報知http://hochi.yomiuri.co.jp/column/enta/news/20090612-OHT1T00220.htm

最近、取材先のあちこちで“オリコン離れ”を耳にするようになった。

 オリコン社が、全国のCD店の調査協力で収集したCDの実売数に基づいて、推定売り上げ枚数をランキング化したのがおなじみの「オリコン・チャート」。08年から米で有名なビルボードも日本独自のチャートを展開し話題を呼んでいるが、これまでレコード会社やメディアのほとんどがオリコンチャートを人気の指標にしてきた。

 レコード会社の宣伝担当が音楽番組に所属歌手を売り込む時に「オリコンで○位なんで、かなり人気があるんです」なんて感じだ。

 だが、最近、各業界の反応が変わってきているという。まず最初に宣伝担当が売り込むのは、配信の「レコチョク」ランキング。某局の朝の人気情報番組は、毎週水曜日に放送していたチャート紹介を辞めた。

 CDの売り上げが落ち、配信販売が伸びてきたことで、若者に人気の歌手は配信が好調でも、CDの売り上げがあまり伸びないケースがある。結果、オリコンで上位を占めるのが、商品そのものに付加価値が付いていることが多い男性アイドルとアニメに偏りつつあるのがひとつの理由だ。今後、配信販売も加味した新たな客観チャートが現れると、オリコンの独壇場ではなくなるかも知れない。(

何故か紛らわしい時期にわざわざこの記事を出したのか…意図的ではないよな?