やる夫が「奸悪無限の武将」宇喜多直家に仕えるようです(昨日の風はどんなのだっけ?)http://d.hatena.ne.jp/toronei/20100122/E

しかしこの戦争よりも暗殺好きの「奸悪無限の武将」の息子が、「戦国の貴公子」こと泳いで参ったの人になるんだから、本当に遺伝とか教育環境とかって、分かんないもんだよなあと思う。

まあ、直家は早死にして息子の宇喜多秀家の教育もクソもなかったですからね。
しかし、宇喜多秀家太閤検地での領地石高のかさ上げ(領民負担増)、奥方の豪姫(前田利家の娘で関白秀吉の養女)の影響を受けてのお家騒動で、多数派の日蓮宗系家臣とその他の非主流派の家臣とのお家騒動で、結果日蓮宗系の重臣に去られたり、関ヶ原の戦いで先走ってばっかりで逆に石田三成大谷吉継に迷惑をかけたりと、暗愚のイメージしかない。
事実上の藩屏である(秀家は秀吉の猶子<養子>でもある)、宇喜多秀家がしっかりしてたら、関ヶ原の結果も変わってたかもしれなかったのに、よくこれで五大老になれたものだ…(猶子&娘婿でなったのが定説だけど、そうしたら同じく、猶子<養子>で秀吉正室親戚の小早川秀秋は養父<小早川隆景>を継いで五大老になれなかったばかりか、筑前国名島35万石を改易されてたんだからよほど嫌われてたんだろうな<※筑前国名島35万石改易については、秀吉死の直後に家康の取りなしで、五大老命令として撤回>)