明治維新前後(1873年)の日本の主要都市推定人口(ウィキペディア)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E4%BB%A3%E4%BB%A5%E5%89%8D%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%83%BD%E5%B8%82%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E7%B5%B1%E8%A8%88#.E6.8E.A8.E5.AE.9A.E4.BA.BA.E5.8F.A3_2

江戸 595,905 三都
大坂 271,992 三都
京都 238,663 三都
名古屋 125,193 城下町
金沢 109,685 城下町
広島 74,305 城下町
横浜 64,602 港町
和歌山 61,124 城下町
仙台 51,998 城下町
徳島 48,861 城下町
萩 45,318 城下町
首里 44,984 城下町
富山 44,682 城下町
熊本 44,620 城下町
福岡 41,635 城下町
神戸*1 40,900 港町
福井 39,784 城下町
高知 39,757 城下町
堺 38,838 港町
秋田 38,118 城下町
松江 37,808 城下町
新潟 33,152 港町
弘前 32,886 城下町
高松 32,736 城下町
岡山 32,372 城下町
加世田 31,595 在郷町
駿府 31,555 城下町
長崎 29,656 港町
箱館 28,825 港町
越後高田 27,460 城下町
鹿児島 27,240 城下町
松山 26,141 城下町
鶴岡 24,964 城下町
米沢 24,945 城下町
枕崎 24,902 在郷町
姫路 24,521 城下町
彦根 24,368 城下町
長岡 24,067 城下町
高岡 23,724 在郷町
伊勢山田 22,473 門前町
伏見 22,334 宿場・港町
安濃津 22,080 城下町
佐賀 21,660 城下町
盛岡 21,306 城下町
奈良 21,158 門前町
谷山 21,082 在郷町
鳥取 20,782 城下町
会津若松 20,588 城下町
久留米 20,381 城下町

※↑,2万人以上の都市のみ。


江戸・京都・大阪の三都は別格として、維新の雄藩や石高順が高い藩でも結構低い都市が多いのが特徴。
ちなみに、三都以外で江戸時代に全盛期の人口が10万人前後までなったのは、名古屋と金沢だけ。

江戸は豊臣氏が滅んだ1616年頃で、60万石の伊達氏城下町仙台と同じくらい。
1640年頃に京都に追いつき、1695年85万人に達し日本一の都となった。
さらに18世紀に100万人、1837年には128万人となり、欧州 最大の都市ロンドンの85万人を大きく上回り、世界最大級都市になったとされているが、郊外人口も含めると、18世紀前半の江戸は北京に及ばず、19世紀前半に関しても産業革命によってロンドン郊外の人口も急増してそれも江戸の人口に勝っているいう前提で留保つきでの、近世での世界一の人口の都市であった。

*1:江戸期は兵庫の名称