角川がグループ再編 角川映画は角川書店に合併http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100930-00000021-eiga-movi

角川グループホールディングス(東京都千代田区)は9月30日、映像・雑誌・デジタル事業の強化を目的とした連結子会社間の合併によるグループ企業再編を発表。これにより、2011年1月1日をもって角川書店角川映画が合併されることになった。
 同グループは、映像事業について「出版事業から生まれたコンテンツの価値を飛躍的に高め、さらなる多メディア展開などの波及効果をもたらす当社グループ最大の強み」とし、最大限に生かした映像事業の収益力強化を図るため、角川書店角川映画の合併を決定。合併後角川書店が出版事業のほか、映画の企画・製作から配給までを含めた映像事業を担うことで、「総合映画会社としての機能も具備した、他に類を見ないコンテンツ・プロバイダーとして、メディアミックスで最高のパフォーマンスを実現する会社を目指す」としている。
 社名としての「角川映画」はなくなることになるが、1976年の市川崑監督作「犬神家の一族」から続く「角川映画」のブランドは、今後も同グループの映像事業を代表するブランドとして継続されていくという。
 今回のグループ再編では、そのほかに角川マーケティングと角川エスエス・コミュニケーション、アスキー・メディアワークス魔法のiらんど角川コンテンツゲートワーズギアがそれぞれ合併。これにより同グループは、角川書店、角川マーケティングアスキー・メディアワークス角川コンテンツゲートの4社に集約される。