やっぱり計画停電は東電と経産省の陰謀? 計画停電は必要なかった。 (地球人のつぶやき)http://earthian.seesaa.net/article/195086740.html

「どう考えても計算が合わない東京電力計画停電。」
http://earthian.seesaa.net/article/194466905.html#comment
東京電力が火力発電所のホームページを消し始めた。
http://earthian.seesaa.net/article/194740989.html
ホームセンターで用意できる放射能(放射性物質)対策 放射性物質対策
http://earthian.seesaa.net/article/194101658.html
ヨウ素131と浄水器東レトレビーノ
http://earthian.seesaa.net/article/193709059.html


4月7日に大マスコミではないが民主党の小沢君を応援している夕刊紙の方と電力切迫が来年もくると言う経済誌の記者さんと話したがどちらも東京電力のプレス発表をそのまま信じているようだった。それでも2人ともこのホームページを見てご自分で調べると約束していただいた。
「どう考えても計算が合わない東京電力計画停電。」は計算が厳密とは言えないので今回6日から調べ上げて分かったことをまとめてみた。
今回は発電所1つ1つ発電設備を積み上げて現在の東電管内での供給可能電力をきちんと集計した。
  4月現在供給可能電力 6130万kw  あるのに 東電は4月の供給電力を 4000万kw以下だと大ウソをつく。
それをオカシイと報道しない新聞、やTV だが大マスコミが報道しない限り私がブログでいくらオカシイと主張してもなかなか信じて貰えないのが辛い。
このブログにたどり着いた情報強者の方はぜひ東電発表と現在の供給可能電力に2130万kwも差があること伝えて欲しい。以下で証明します。
注 供給可能電力とは揚水発電のように足りなくなったら瞬時に対応できる電源だけではなく、気温の上昇などで需要が見込まれるに従い準備できる電力の合計を定義した。


参考 東京電力の火力発電設備
http://www.tepco.co.jp/tp/list/index-j.html


東京電力の火力発電所は3つに分けられる。
東火力事業所
1.千葉      288(万kw)
2.五井      188
3.姉崎      360
4.袖ヶ浦     360
5.富津      504
    小計   1700
西火力事業所
6.横須賀     227  間も無く動かす予定 プレスリリース
7.川崎      150
8.横浜      332
9.南横浜     115
10.東扇島    200
     小計  1024
中央火力事業所
11.鹿島     440  間もなく6号機も動く
12.大井     105
13.広野     380  2,4停止  −185
14.品川     114
15.常陸那珂  100  1号停止  −100

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     小計  1138         −285
中計       3862   3862−285=3577
 

他社受電分
16.相馬共同  100  停止  −100
17.常磐共同  120  停止  −120
18.鹿島共同  180   住友金属
19.君津共同  139   新日鐵
20.磯子発電J  120   J-power(電源開発

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     小計   659       −220
3577+659=4236    4236−220=4016万kw  火力のみ


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水力発電所はすべて復旧
東電認可出力      898万kw
J−power分他     566

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            1464万kw ピーク時の揚水発電含む


水力+火力は1464+4016=5480万kw
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原子力柏崎刈羽のみ稼働
21.柏崎刈羽   490万kw  1,5,6,7号機が運転中 2,3,4、号機定期点検中
(水力+火力)+原子力は 5480+490=5970万kw
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融通電力
中部電力から       100万kw
北陸電力          60万kw

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   小計         160万kw    5970+160=6130

現在合計        6130万kw

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1.原子力のページに東京電力の発電設備出力(他社受電分を含む)
http://www.tepco.co.jp/nu/torikumi/nuclearlibrary/facilities/facilities01-j.html


2.東電がマスコミを騙す資料に使った認可出力で株主向けIRにその数字があります。
http://www.tepco.co.jp/company/corp-com/annai/shiryou/suuhyou/pdf/suh03-j.pdf


2番は多くのマスコミがこちらの数値を東電から報告され鵜呑みにして現在の節電騒ぎに成っています。


1、2009年度実績(他社受電を含)   2、認可出力(東電の自社分)
原子力 1,819 (23)                   1,730万kw
水力  1,464 (19)                    898
火力  4,486 (58)                   3,820


水力の差 560万kw 火力の差 666万kwはなんでしょう?
その前に他社受電と融通電力量の違いを説明しますね。
他社受電分は住友金属や日本製鉄と東電が共同出資した君津共同火力発電所などのように共同が付く発電所とJ-POWER(電源開発株式会社)の持っている火力発電所などをいいます。
融通電力は東北電力や北陸、中部電力からまさに融通してもらう電力で上の2009年実績分には入りません。
水力の差560万kw はほとんどJ-POWERの水力発電所です。
供給可能電力は現在6130万kwあるのに3900万kw位しかないと自分で調べもせずに東電発表をそのまま流す大ばかマスコミ。文句があるなら3900万kwしかないと言う根拠をコメント欄に書いてほしい。
我が家の新聞は読売新聞なのでタレこみ情報としてこの事を通報したが私のブログが理解できない理解したくない?レベルの男だった。 大きいマスコミは硬直化していて、情報の通り道が腐って詰まっている。
最初にあげたコンパクトなマスコミはちゃんと記者の方が出てきて自分で調べるとまで言っていただいた。中には途中経過まで知らせて頂いて感謝している。
私もその方も計画停電は終わってもこの必要のない節電ムードが続くと日本がおかしく成ってしまうとの認識は同じだ。
コンビニやファミレスの看板が消えているのはやりきれない。スーパーの店内の蛍光灯がはずされて薄暗い、景気は人の気分なので、このような事は日本経済に多大な影響をあたえる。夏は少しは切迫する(真夏の数時間)かも知れませんが現在は電力は十分余っている。
それも夏までに火力の4か所の内2か所でも回復すれば電力は去年並みに使って問題ないレベルになる。
今回の計画停電はいくら考えてもおかしい止め方も尻切れトンボになってしまった。誰が思いついたのか実に罪作りだ。計画停電で信号が消えていて交通事故でなくなった方、都心部の潰れたレストランの方、発案者を恨みたくなるでしょう。
今回、東電が経産省とつるんで計画停電を画策したことを許すべきではありません。