東北電力、大雨で水力(揚水発電)が一時的に使えなくなり電力需給がひっ迫し、東京電力から30万キロワット融通してもらうhttp://d.hatena.ne.jp/skymouse/20110806/1312557320

現在の東北電力は、3.11以前の1955万キロワットの供給能力に対して、1245万キロワットしかない。しかも、この間の大雨で水力(揚水発電)が一時的に使えなくなっているらしく、8月5日の供給能力は1211万キロワットだった。そこへ1180万キロワットの需要が来て、97パーセントという高い使用率を記録したというわけだ。
しかし、同じ50Hz地域の東京電力は最大出力が5060万キロワットあるうち、実際に使ったのは、最大4185万キロワットだったので、875万キロワット余っていた。そこで、東京電力東北電力に30万キロワット融通したという。

今回比較的電力需要に余裕がある北海道電力でなく、東電なのは東電が既に北海道電力から事前に買いつけていた枠を融通(バーター)してもらったかららしい(っでケタ違いに人口が多い関東は節電がしっかりいき届いてる上に、最近気温が平均より低めなので関東は今回はやや余裕があったという事情もあるらしい)