これは昨日のエントリにも書いたとおり。都条例や児ポ法などを使った各種表現規制の網でどんどん自由を奪われている昨今で、こういう権力側にとって容易に付け入る隙を与える事例は非常に問題が大きい。
マスコミや規制派の取材には気をつけろ、とはよくtwitterのTLに乗る言葉だけど、それを地で行って見事にはめられたのが今回のコミケであったろう。すでに日本テレビ?にて事実上のサークルへの無許可のまま同人誌を放映(モザイクは架けられていたが、ほとんど意味がないほど細かかったらしい)される事件まで発生していたらしい。コミケ館内での取材陣の横柄・強引・偏向的取材傾向についてはtwitterでウォッチャーが逐次報告していたけど、本当に連中はどうしようもない。そもそもコミケ等の空間は、あくまで私的趣味を”同じ趣味を持つ者どおし分かち合う場所”であって、マスコミの取材が出てくる幕ではそもそもないはずなのだから。別のTLでは、マスコミによるほぼ盗撮に近い状態の撮影により、家族や周辺にそれを知られることとなり、もともとのネガティブ偏向報道も相まって大変なことになっている方すら出現している。マスコミを味方に付けるのも戦略だからというのもあるかもしれないが、これまでの状態を見る限り百害あって一利なしがそのまま当てはまるのではないだろうか。