ハンガリーが旧ソ連を除く欧州で一番極右・排外主義化してるとは今まで知らなかった（※フランスのテロ事件の影響で極右の国民戦線の大伸長、の記事ばかりだったので）。
といってもハンガリーのイメージは薄い。在日ハンガリー人で一番有名なピーター・フランクルはユダヤ系を名言していてほとんどハンガリーを体現した人じゃないし（※しかも社会主義体制下の亡命者）…、フィンランドと並び欧州で２つしかないアジア系言語の国というくらいしか。
歴史としては、オスマン帝国＆ハプスブルク帝国の長い支配の後、ハプスブルク帝国末期で自治を得るも、２度の世界大戦では何れも敗戦国に…。中間期は、社会主義革命未遂（クン・ベーラ）が起こるが、力ずくで鎮圧され王国なのに国王不在の摂政・ホルティ提督の摩訶不思議な独裁国家に。でまたナチスに戦わず降参し引きずられて枢軸国に入り国連の旧敵国条項国に。第一次大戦終了直後の、社会主義革命未遂＆ハンガリー動乱＆２度の大戦とも敗戦国と、常に近隣国に騙され反抗的＆憎悪の悪循環国というのが個人的イメージ。
こんな国が、社会主義体制化の1986年からF1のレースを招致しているという本当に、欧州では平沼元首相の欧州情勢は複雑怪奇を地で行く国というのが正直な感想（五輪で長年大活躍選手・競技のイメージもないし…）
