善光寺の本尊・阿弥陀如来の呪いhttp://vulpes07velox.blog33.fc2.com/blog-entry-884.htmlより

本尊・阿弥陀如来にはいろいろと曰くがありましてですね。本尊を持ち去った人物(大名)はいずれも滅んでいるのです(!)
まず武田信玄
武田の信濃侵攻によって、本尊は信玄の手によって甲斐に移されます。これを安置したのが現在の甲府市にある‘甲斐善光寺’。しかし武田家は、勝頼の代になって滅亡してしまいます。
次に織田信長
信玄の死後、信濃・甲斐を手中に納めた信長は、本尊を手元に持ち帰ります。その後、信長は本能寺にて斃れます。

阿弥陀如来徳川家康の手を経て豊臣秀吉の手元へ行き着きますが、信玄と信長が滅んだのは阿弥陀如来の罰があたったからだ!などと言う風評が盛んに流れていたそうです。そんなとき、秀吉の枕元に阿弥陀如来が立ち、「善光寺に帰りたい」というので秀吉は阿弥陀如来を元の信濃善光寺に戻すというわけ。
かくして秀吉は、そのまま天下統一を成し遂げるのです。

どうなんでしょうね、天下統一を成し遂げるに相応しい英雄二人を滅ぼしたと言われる阿弥陀如来。呪いか、はたまた天罰か。

信州善光寺は、日本に天台宗真言宗など諸派が形成される前に創建されたので、無宗派大乗仏教系だが)を名乗っているとは、今回の件で初めて知りました。(まあ、廃仏毀釈までは神仏混交だったということもあるでしょうけど…)