我那覇の全面勝訴を受け、治療を施した後藤秀隆医師は27日、「当然といえば当然だが、率直に良かった」と話した。Jリーグの認識が誤りと認められたとはいえ、自らの点滴が長い戦いのきっかけ。「弁護団、そして(Jリーグ各クラブの)チームドクターの方々が、体を張って支援してくれた」と続けた。
日本スポーツ仲裁機構に訴えを起こした際には、チームの意に反することを理由にチームドクターの職を失った。しかし、この行動が結果的にこの日の勝訴につながり、自らを切り捨てた川崎の名誉も守った。「フロンターレ(川崎)もこの結果を喜んでくれると思う」と静かに話した。(了)
時事ドットコム、より
ただ身の潔白を証明するために、数千万のお金の他にサッカー選手としての全盛期を不本意に過ごすことになったのは(その後日本のA代表に1度も召集されず)、本人にとっては本当に気の毒。