ケンドー・カシン、担当教授にクギを刺される

4月から母校・早稲田大学の大学院スポーツ科学研究科で「トップスポーツマネジメント」を学んでいる“悪魔仮面”ケンドー・カシン(39)が24日「覆面大学院生」として研究発表に望んだ。
 ゼミ生や教授陣、師事する平田竹男教授が見守る中、覆面姿のカシンは壇上に立つ。だが、すぐに教室内はざわめき、ついには大爆笑が。それもそのハズ。「中西(学)はなぜバカなのか2! 身近なバカから見るプロレスの問題点」と独自の論説を展開し始めたのだ。
 さらにプロレス界が抱える問題点、レスラーの質の低下を指摘し、打開策としてWWF(ワセダ・レスリング・フェデレーション)の設立を訴え、平田研究室主催で10月21日、早大キャンパス・記念講堂での旗揚げ戦開催を訴える。
 大学院生の発表としてはあまりに意味不明で「このままだと落第です。プロレス界のためにも、もっとまじめに研究してきなさい」(平田教授)とカシンは厳しくクギを刺された。(5月27日付け東京スポーツ) 研究材料は新日本と全日本のパワーバランスじゃなかったのか、カシン選手。
一転、中西選手から業界の問題点を打開策を説くとは、お天道様でもわからなかった。
東日本学生リーグ戦を訪れたのも、専大レスリング部コーチを観察するため!
IWGPアシストを申し出たのも、挑戦者(候補)の動向をチェックするため!
IGFにはクロサワが足りないといっていたのも研究からくる確かな論だったのか!

東スポ本紙にはプレゼンテーション時の写真あり。後方のスライドには「中西はなぜバカなのか2」の文字。
研究発表はおそらくガチンコ。爆笑を巻き起こすってどんな論文なんだって!
打開策が平田研究室主催のWWF設立。広くアマチュアを確保し底辺を底上げするということ?
ちなみに平田竹男教授はこんな人。平田 竹男(ひらた たけお、1960年1月16日 - )は、広島県生まれ、大阪府育ちの元通産官僚、元日本サッカー協会専務理事(ジェネラルセクレタリー)。名誉副会長、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授。(平田竹男 - WikipediaJリーグを知ってる人にはなじみの名前かもしれない。
Jリーグ設立のため力を注ぎ、官僚の座を捨ててまでスポーツ文化の発展に邁進。
川渕キャプテンの次のサッカー協会会長と目されてたお人です。
 
カシン選手指導のもとなら(いろんな意味で)凄いものができるだろうし、
この運動が全国に広がればサッカー同様、大学対抗戦も実現。
人材育成が上手く行けばプロレス復興につながって行き…
ってこれだと早大プロレス研究会の立場がないな。
さて落第回避のためのカシン選手、次の一手はなんなのか!?