新・やる夫の関が原戦線異常アリ第3部 その5「BROKEN GENERATION」(それにつけても金のほしさよ)http://snudge.blog38.fc2.com/blog-entry-576.html

しかし、福島正則のこのスレでの行動は、自分ではとっぴではないと解釈できるんだよな。
五奉行唯一の同郷尾張出身の浅野長政以外との関係は微妙で、五大老との合議制に否定的で、 自分の勢力を伸ばしつつ、秀頼成人までの間は家康を神輿に担ぐ(その頃にはどうせ死ぬと 思っていただろうし) という戦略だったとしたら悪くない。
誤算は、自分の行動で余計に豊臣恩顧の大名の分裂を招いてしまったこと(尾張派と近江派、
武断派・文治派とか)と、
関ヶ原がわずか1日で決着してしまい(応仁の乱まではいかなくともほとんどは長期戦になると
思っていた)、その後の毛利輝元大坂城撤去・帰国により、関ヶ原の前までは豊臣家の忠実な家臣の
筆頭大老が、わずか関ヶ原だけで『天下人』になってしまったことなんですよね。
関ヶ原の論功行賞はまだ征夷大将軍でないのに、秀頼の存在を無視して自分で既にやってますし)