- 主演男優賞:梶裕貴(アーツビジョン)
- 主演女優賞:阿澄佳奈(81プロデュース)
- 助演男優賞:小野友樹(アトミックモンキー)・諏訪部順一(俳協)
- 助演女優賞:大原さやか(俳協)・戸松遥(ミュージックレイン)
- 新人男優賞:島﨑信長(青二プロダクション)・山本和臣(プロダクション・エース)
- 新人女優賞:石原夏織(スタイルキューブ)・大久保瑠美(81プロデュース)
- 歌唱賞:後ろから這いより隊G(阿澄佳奈*1・松来未祐*2・大坪由佳*3)
- ベストパーソナリティー賞:岩田光央(大沢事務所)
- 特別功労賞:青野武(元青二プロダクション)
- 功労賞:近石真介・野沢雅子(青二プロダクション)
- シナジー賞:タツノコプロ50周年(大平透*4・森功至*5・岡本茉利*6・小原乃梨子*7)
- キッズファミリー賞:田中真弓(青二プロダクション)
- 富山敬賞:三ツ矢雄二(コンビネーション)
- 高橋和枝賞:緒方恵美(フリー)
- 最多得票賞:神谷浩史(青二プロダクション)
大沢事務所、シグマセブン、アイムエンタープライズと今一番女性若手声優が充実している事務所3つが事実上ボイコット(辞退)<※文化放送に関係が深い声優の主要以外の部門受賞は拒否しないようですが…<※今年も岩田光央が受賞>>している状態で、第5回(2010年度)以降は完全な無意味で、主催・共催者と主要事務所の自己満足の場と化しおり、こんな全く意味のないような賞のような状態で、もらっる役者が困惑するようなでは、なくした方がもはやマシ。
※辞退問題については↓の「声優アワードの辞退問題について解説|アニメ情報にしナビ!」に詳しい
http://ameblo.jp/nissiblog/entry-11176085462.html
声優アワードの受賞者を予想するにあたって、「知っておかなければならない罠」が存在する。
それが事務所単位での辞退である。
これは声優の所属事務所が声優アワードの受賞を辞退しているのではないかと噂されている問題だ。受賞者予想をしている方ならどこかのブログなどで見かけていると思う。
ただし、この話は、あくまで噂の域を脱していない。事務所が公式に辞退すると発表しているわけではないのでたまたま受賞を逃しているという可能性もある。
具体的にどういう問題なのかを今日解説して、後日それをふまえて直前予想をしたいと思う。
さて、ここから解説。
過去5回の主演部門・助演部門・新人部門・歌唱賞・パーソナリティ賞(いわゆる事前投票である程度絞り込まれてから受賞者を決める賞)について、受賞者の所属事務所(受賞当時)を集計してみた。
(※同じ年に複数受賞された受賞者は複数回としてカウント)
青二プロダクション 11
81プロデュース 8
ミュージックレイン 6
マウスプロモーション 5
アーツビジョン・
アイムエンタープライズ 4
ぷろだくしょんバオバブ・
スペースクラフト・エンタテインメント・
賢プロダクション 3
以下 2・1と続く(計15事務所)
さて、ここで特筆すべき点が一つある。
受賞者を輩出していてもおかしくない大手の事務所にもかかわらず受賞者0となっている事務所があるのだ。
まずは俳協(受賞者0)
声優の所属数からすると他に比べ圧倒的に多いにもかかわらず、未だ上記の事前投票からの受賞者は無しである。
ただ麻生美代子さんが今年特別賞を受賞しているので、今後は特別賞関連で輩出するのかもしれない。
次は大沢事務所(受賞者0)
こちらも俳協とならんでこの辺の問題に詳しい人なら有名だ。
大沢事務所は、人数こそは多くはないが、受賞していてもおかしくない有名声優が数多く所属している。
井口裕香・川澄綾子・能登麻美子・花澤香菜がここまで受賞しないのはやはりファンからすると不自然である。
そしてもう一つはシグマ・セブン(受賞者1)
第1回の歌唱賞で水樹奈々が受賞しているが、この受賞を声優としてではなく、音楽や歌を評価しての受賞なら、声優としての活躍で受賞された声優は0といえる。
有名どころでは中村悠一・井上麻里奈・福圓美里・ゆかな などが所属しているがいずれも受賞していない。
そして、ネットで詳しく調べてみると、もう一つ特筆する点が出てきた。
これを知って昨年の直前予想が大外れで終わった理由が理解できたのですが・・・
実は、第2回から第4回までの3年間で受賞者を4人輩出してきたアイムエンタープライズが第5回のときに受賞者が一人も出なかったのだ。
もちろん、偶然かもしれないし、何かしら事務所側の意向があったのかもしれない(もちろん公式には何も発表されていない)。
昨年の直前予想では、新人女優賞を4人に絞り込んだが、うち3人がアイム所属で結局外れで終わってる。
こちらはまだ昨年の動向しかわからないので、今年の予想では外さずに入れてみようと思います。今年の受賞者数によっては来年から外すかどうかを考えてみようかと。
さて、これらの受賞辞退の理由なんですが、こちらも噂や推測です。
●主催者との利害関係
受賞者を選定するのは業界人なので、自分の会社が関わったアニメから受賞者を出したいという気持ちがある。
●事務所間の対立
声優の事務所移籍は頻繁に行われるので何らかの対立もあるのか?
●選定方法の不平等さ
一般投票で絞られるなら、アイドル声優が有利になりやすい
このやり方に対しての事務所からの反感もあるかもしれない
●例の都条例が関係
声優アワードを東京都が後援
(いろいろネットで調べてみて挙げられそうな理由はこれくらいでしょうか)
ということで、今年の予想はこれらを考慮したうえで予想してみます。
受賞者の発表は今週の金曜日。今年は誰が受賞するでしょうか?
(注:本日のブログの内容はあくまでネット上での噂・憶測の話です。あまり過信されないようお願いします。また、一部の声優事務所や声優アワードの企画を否定するものでもありません。)
俳協については、アニメ・ゲーム担当のマネの大量独立・移籍で最近新人が全然出ず(最近久々に村川梨衣さんが出てきましたが)、対象になるのがが皆川純子・大原さやか・佐藤利奈・諏訪部順一ぐらいしかいないので多分偶然。
問題はアイム。第四回から少なくなり第五回以降では、主要部門では第六回の男性新人賞の松岡禎丞氏のみである。今回も下野紘・日笠陽子・斎藤千和・田村ゆかり・佐倉綾音・内田真礼とこれだけ受賞候補がいながら、大沢事務所と同様受賞なしでは、やはり大沢とシグマ同様辞退しているのではないかと声ヲタから疑われても仕方がないと思う。