現在の日中関係・日韓関係の悪化のきっかけは何かを考えてみた。

  • 日韓関係

2002年の日韓共同開催(というか2分催開催)で、ハプニングでの飯島愛の発言以外、韓国への批判どころか疑問すら封印され、一般人が疑問を持ち始めたところに、『マンガ嫌韓流』が出版され、一部の極右やネトウヨ以外にはほとんど知られなかった、国家としては韓国の常軌を逸した行動が知られるようになり、また俗に言う『従軍慰安婦』が朝日新聞が頼まれもしないのに自虐捏造キャンペーンを行ったことが広く知られるようになり、日本の旧革新勢力や朝日新聞がまともな反論を一切できなかった上、盧武鉉政権以降、何かが起きるたびに反日発言・行動、何でも日本が悪いという発言をTVも自粛しなくなくなった為、現在の完全な修復不可能な程悪化してしまった。特に↓以降。

政治的にも経済的にも日韓関係を決定的に悪くしたキッカケは、
李明博竹島上陸→天皇に土下座させる発言→朴槿恵大統領就任→千年許さない発言

2001年に小泉純一郎首相が就任して以降小泉総理の靖国神社参拝で中国との関係は悪化したが、『政冷経熱』の言葉通り、一般の日本人はこの頃はさほど中国に嫌悪感はなかった。しかし2004年に開催された中国でのサッカーのアジアカップで起こった常軌を逸した観客の反日暴動が、CNN等海外メディアに報道されたこと<翌年にも北京・成都・上海で反日大暴動が起こり、共産党黙認のガス抜きとの疑念も出てくる>、その後日本のネットでは反中・反韓が展開されるが、韓国ほど全くの捏造での中国の反日批判はやや抑えられていたこともあり一時小康状態だったが<ただ、今から考えると教科書・尖閣問題のマグマは幸運にも辛うじて爆発しなかっただけともいえる>2010年9月尖閣諸島保安庁艦船に中国漁船体当たり事件が起こり一期に悪化<※両国とも相手国の一方的な過失として非難合戦>、(※この事件後も、さらに通称『毒ギョーザ事件』や中国共産党幹部の内政干渉といえる反日発言が繰り返された)
さらに決定的にしたのは2012年4月の東京都の石原都知事尖閣諸島の地権者(私人)購入計画をぶちあげ、すったもんだの末、2012年9月に国が買い上げ国有化されたが、これに尖閣諸島問題は互いの政府レベルでは、事実上国交正常化の際の『未来の人の知恵に任せる(事実上の棚上げ)』を守るという紳士協定に反すると中国側が強硬に反発、この後中国は尖閣諸島周辺への戦闘機・武装漁船・潜水艦らの領空&領海侵犯を平然と行うようになり日常茶飯事になり、険悪化が決定的になる。
それに加え上記の尖閣事件前後から中国が、対日だけでなく常任理事国の立場と華僑系米国人が日系米国人に比べ圧倒的に多数を占める事におごり、尖閣慰安婦・教科書<主に南京事件>3点セットで、欧米諸国に大規模反日ブレーン活動を行うに至り、韓国以上に修復がほぼ不可能な状態に。
ただし、『慰安婦』問題については中国人慰安婦売春婦は非常に少なかったことや、尖閣問題に関しては、明らかに日本政府の方に対応のまずさがあった事はいなめないということもあり(※さらにネトウヨからは売国扱いされている民主党政権時だったこともある)対韓国に比べレイシスト感情剥き出しで批判というより、大国主義(旧ソ連のような)的態度への批判が強いのが、日韓関係とは若干異なる(※極右には『シナチョン』というセット差別語でレイシズム剥き出しの若者中心の勢力もあるが、中年〜高齢者の支持は少ない)