はてなブックマークで『竹田恒泰』氏の発言にはてなスターを下さった方が何人かいたので100字では説明できないので詳しくhttp://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/takenoma/status/436850859905785856

このことについては『一応相互主義』と呼ばれていて、基本的には日本なら一部の例外を除いて、外国人を日本語読みで読むのが普通です。
中国人は日本人の漢字名を当然、中国語で読みますし、逆に日本人は中国人の漢字名を日本語読みで読みます。
なぜ、韓国だけが日本国内でも現地語の発音で呼ぶことになったきっかけは、1975年に福岡県の牧師,崔昌華氏がNHKのニュースで彼を「さい・しょうか」と読んだのに対して,「氏名を正しく呼ばれる権利がある」として謝罪と損害賠償を求めて起こした裁判です。これが韓国国内でも話題になり、昔から反日一辺倒の国なので、韓国政府まで巻き込んで日本人は韓国人名を『日本語読みするな!』との動きが広まり国際問題になり、結果日本側が韓国側ウザいし、シンガポールの国父で華僑の・リー・クアンユー李光耀(りこうよう)と呼ばないから、まあいいかという日本人的な発想で妥協することになり、1985年の全斗煥大統領(当時)の来日を機にほぼ全マスコミの一斉通達により、日本国内のマスコミは、韓国だけ(北朝鮮は漢字を名目上廃止したので関係ない)は例外に漢字の韓国人名を現地語読みで読むということになった経緯があります。
私も幼年でしたので、突然『ぜんとかん大統領』が『チョン・ドゥファン大統領』に変わったのは???でした。
ということなので、確かに旧革新勢力は多少関っていますが、竹田恒泰氏がいうように日本の左派が一方的に意図的に仕組んだわけではないです。韓国に関しては、福岡県の在日コリアンの崔昌華氏がきっかけです。
中国に関しては、左派右派の価値観の問題ですので。多様な価値観を認めたくない反中の右派は両方の読みが併記している教科書を国辱とおもうでしょうし、一方左派(日教組系)は、多様な価値観を認める立場から韓国人について日本で現地語読みで読むようになった結果、ほぼ中国人だけ、現地語とかけはなれた日本語読みで読むようになったので、中国人だけ現地語読みがどう読むのか分からないのは変ということで、両方の読みを併記しているだけですし、これに関してはどれが正しいとかいう問題ではなくイデオロギー又は哲学的問題になってしまうので、個人的にはどちらが正論(正しい)とは決めるのは、無理がある問題ではないかと思ってしまいます。