ノーザンファームの種牡馬評価

以前ブログで社台SSの種牡馬の種付け数について書きました。
その時の表がこれです。

2019年 社台スタリオンステーション 種付け頭数
245頭 (-49) ロードカナロア
225頭 (-18) ルーラーシップ
224頭 (+4) エピファネイア
217頭 (+5) ハービンジャー
214頭 (+66) ジャスタウェイ
212頭 (-33) モーリス
207頭 (new) サトノクラウン
204頭 (-3) ドレフォン
184頭 (-106) ドゥラメンテ
180頭 (+6) ハーツクライ
177頭 (new) リアルスティール
164頭 (+12) キズナ
156頭 (+28) キンシャサノキセキ
155頭 (+19) ダイワメジャー
155頭 (new) マインドユアビスケッツ
144頭 (new) サトノダイヤモンド
142頭 (-28) イスラボニータ
142頭 (-17) ミッキーアイル
132頭 (new) レッドファルクス
118頭 (+82) リアルインパクト
110頭 (-20) キタサンブラック
90頭 (-28) サトノアラジン
90頭 (-7) ロゴタイプ
72頭 (+24) ノヴェリスト
52頭 (-84) オルフェーヴル
32頭 (-20) リーチザクラウン
24頭 (-173) ディープインパクト
12頭 (-9) ドリームジャーニー
0頭 キングカメハメハ
0頭 クロフネ

それに加えて、今回面白そうな表を見つけたので比較したいと思います。
2019ノーザンファーム種牡馬別受胎牝馬ランキング
ロードカナロア 66頭
モーリス 51頭
エピファネイア 48頭
ドゥラメンテ 48頭
ドレフォン 44頭
ハービンジャー 43頭
ルーラーシップ 43頭
リアルスティール 43頭
ハーツクライ  42頭
サトノダイヤモンド 35頭
ジャスタウェイ 35頭
キタサンブラック 29頭
ダイワメジャー 22頭
ミッキーアイル 20頭
サトノクラウン 20頭
リオンディーズ 18頭
キズナ 15頭
シルバーステート 13頭
ディープインパクト 4頭
オルフェーヴル 2頭

これは、ノーザンファームのみの種付け数です。
我々シルクやキャロット会員にとっては、こちらの表のほうが重要です。
なぜなら、種付け数が200だろうと、ノーザンファーム生産が0なら募集馬としてはこないからです。
こうやって見比べてみると、社台SSという自前の種牡馬たちの中でも、ノーザンの評価がはっきりわかりますね。

個別に見ていきましょう。
どちらも1位がロードカナロアなのは当然でしょうね。
気になったのは2位のモーリスです。
産駒はまだデビューしていませんが、2位という数字は立派でノーザンとしてもかなり期待している証拠です。
同じ時期に種牡馬になったドゥラメンテは頓挫はあったもののそれより多いのはすごいですね。
こうやってみると上位にサンデー系が少ないのも特徴です。
逆に繁殖がサンデー系という場合が多いからだとは思いますけどね。
ドレフォンなんかも結構つけてて成功させたいんでしょうね。

逆に少ないのはキズナです。
ディープの後継の1番手だと思いますが、ノーザンだけだとたった15頭です。
同じディープ系のサトノダイヤモンドリアルスティールよりかなり劣ります。
これはもちろん、現2歳世代の活躍を見る前ですから、これから増えるとは思います。
それでもこれだけ少ないのはやっぱり自前の生産馬ではないからというのもありそうです。
キタサンブラックなんかもそのせいか少なめですよね。
逆にシルバーステートなんか社台SSじゃないのに結構つけてますからね。
こちらはノーザン生産馬というのもあるかもしれません。

あとはやっぱりオルフェーヴルが2頭というのは寂しすぎます。
G1馬も出してるのにここまで減ってしまうんですね。
この頭数だとシルクやキャロットにきても1頭って感じですからね。
なんとか挽回してほしいところです。

この表からは種牡馬に対する現在のノーザンの評価が色濃く見える気がして面白かったので取り上げてみました。

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