「89年8月9日」(※『オカノ通信』より)http://www2u.biglobe.ne.jp/~captain/sub1_012.htm

※『魂は永遠に彷徨う』さんの→http://zeroes.blogtribe.org/day-20041227.html よりの経由

 このことによって、『ヤマト』『ガンダム』以降、爆発的に増え、そして80年代中盤に盛り上がっていたアニメ・特撮ファンらは、自分たちの「これから」への選択を余儀なくされた。
 事実、周囲の目に耐えきれず、ファンダムを離れていった人はかなり多い。

 僕はこの時、89年に一度、オタクは解体したのだと思っている。
 コミケなどで「警察がチェックを入れている」という話が、やたらとそこかしこでまことしやかに、そして神経質的にささやかれるようになるようになったのもこの頃からではなかったか?

 時折、友人・知人らと話している時に、「若いアニメファンと話が合わない」とか、逆に若い人から「80年代のオタクシーンがアツかったと聞くが、それがどういうものであったのか全くわからない」という話を聞くことがある。
 この「80年代ファン」と「90年代ファン」の間のギャップは、年齢的なモノだけではなく、上記の「オタク解体」も原因としてあると思う。
 そこの時期に溝が生まれてしまっているのではないのか?

私がオタクになったのは、ちょうどスターチャイルドが「BLUE SEED」で初めて直轄担当でアニメ事業を初め、テレ東系局が見れる地域以外では話題作(非キッズ・少女向きでハイティーン以上を対象ととしたアニメ)が見られなくなった時期と重なり(それまでは、テレ東系アニメでも『横山光輝三国志』以外の主な作品は、非テレ東系局視聴地域でもかなり見れた<当時は、テレ東系のTVアニメ自体が少なかったので>、そのため全てテレ東系局がキー局だった『エルドランシリーズ』は、当時私は非テレ東系局視聴地域在住だったにもかかわらず、全て見れている)、またリアルでオタク同士での付き合いもほぼ皆無な上、年齢的にも微妙でもモノ心がついた頃に『ガンプラ』がはやっていて、幼稚園児の分際で親に『ガンプラ』をねだったことを覚えている程度w、なので
>「80年代ファン」と「90年代ファン」の断絶
があるのかどうかも分からないけど、非常に興味深い長文の分析であるのでメモ。