●昨日の私(近況報告というより誰でもできる脚本家)
不況が関係するのかどうなのか、新年になって面倒くさいことも起こる。
昔、僕が原案構成とタイトルされている魔法少女ものが30周年だということで、
舞台で実演のミュージカルになるそうである。けれど、タイトルは「鏡の国の少女」
となって、そのミュージカルにはなんと原作者がいるのである。昔の魔法少女ものの
制作会社(が改名した名前)になっている。で、もちろん僕はそのミュージカルの
脚本を書いていない。主人公の名前は同じであり、キャラクターもそっくりであり、
設定も似ていて、その主人公の30周年には違いない。その昔の魔法少女ものには
原作者名はなかった。ただ、番外編などでは、僕が原作者と明記されているものもある。
まぎらわしいものだから、年賀状やメールで問い合わせもあるので言うと、僕はその
ミュージカルには関係していません。プロットを詳しくしたようなものがFAXされてきて、
意見を聞かしてくれというので、少なくとも昔のものとは違いますといえば――どうすれば
いいと聞かれたので、どうしようもないけれど、あえて昔のものを意識するなら――と意見を
言った。その後しばらくして聞いたら、脚本家が直しを受け入れないので、脚本のままやる
そうである。つきましてはそのミュージカルの応援文を送れという。「鏡の国の少女」の
ミュージカルだったら30周年じゃなくて初演だろう。おまけに、こちらの意見も入れないで
応援しろはないだろう。で、応援文を断ったら、生まれてから聞いたことのない悪態を言われた。
もう面倒くさいから、権利問題など出るところに出てはっきりさせようかとも思うが、
どうしてこう面倒くさがり屋の僕を面倒にまきこむのかなあ。
これでもやんわり書いているんだけれど、ともかく僕はそのミュージカル上演自体には関係ありません。
ttp://www.style.fm/as/05_column/shudo208.shtml>>応援文を断ったら、生まれてから聞いたことのない悪態を言われた。
>>もう面倒くさいから、権利問題など出るところに出てはっきりさせようかとも思うが、