オリックス・小泉社長が楽天に宣戦布告(※『スポーツナビ』より)http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20041205-00000022-spnavi_ot-spo.html

 怒りの“反撃宣言”だ。小泉社長が逃げの一手を方針転換して球団の正当性を主張。これに呼応する形で、中村GMは新たな行動に打って出ることを披露した。「状況があまりにも理不尽。球界70年で、1つの汚点を残してはいけない」と、岩隈流出阻止へ決意表明を行った。
 介入をチラつかせる選手会に対しては、小泉社長が「(岩隈は)統一契約書に基づき、近鉄からトレードを受けた。当然(本人の)合意も全部できている」と、商法を根拠に岩隈保護を打ち出す論法に真っ向から対抗。「(岩隈は)統一契約書にサインしている」と、統一契約書がすべてに優先するという見解を示した。
 さらに「岩隈ウエルカム」の姿勢を各所でアピールしている楽天には、さらに厳しい対応。中村GMが「球団首脳にふさわしくない言動が目立つ。ならばそれなりの対応をさせてもらう」と“宣戦布告”。小泉社長は、田尾監督開幕投手に岩隈を指名したことを引き合いに出し「あまりにもひどすぎる。公示された選手に対して…」と激怒した。
 中村GMは具体的な行動内容は明かさなかったが、考えられるのは、タンパリングとも取れる楽天側の言動に対するコミッショナーへの提訴。週明けの6日にも行われるものとみられる。楽天へ移籍、で流れが出来つつあった岩隈の処遇だが、オリックス側が「ルール違反は岩隈」を強調するアクションに出ることで、流れが変わる可能性も出てきた。

予想していたこととはいえ、泥仕合・長期化になってきてるのが_| ̄|○|||。