エイベックス、社長交代か 「アニメ制作部」新設でアニメを中核事業に据えるhttp://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/gendai-07029240/1.htm

●映画、動画サイトがふるわず
エイベックス・グループ・ホールディングス(AGHD)が慌ただしく動いている。
同社は昨年から子会社を順次、自社の持ちビルに移転させてきたが、2月22日の取締役会で
映画配給、経理、飲食各部門の子会社の解散を決定。また、有価証券の売却で約8億円を確保
し、10年3月期通期決算に特別計上する。急ピッチでリストラ計画を進めているのだ。
さらに、松浦勝人社長がトップを降り、経営をアニメ部門に精通した取締役にバトンタッチするという
情報まで浮上した。同社が2月10日付で「アニメ制作部」を新設し、〈収益を獲得する映像事業の
中核にする〉と発表したことが、根拠のひとつになっているようだ。
「確かにアニメ事業は収益の裾野が広く“360度ビジネス”といわれています。ひとつ作品がヒット
すればテレビや映画、ゲーム、パチンコ、玩具などあらゆる方面に食い込むことができるからです。
ただし、アニメ事業は長期スパンで考えなければならないし、投資も必要。真剣に取り組むなら、
AGHDは組織と役員構成の変更を迫られます」(音楽業界関係者)
●アニメを中核事業に据える
松浦社長はダンスミュージックの火付け役で、浜崎あゆみ倖田來未ら“大黒柱”を育てたイメージがある。
その一方で、映画や動画サイト「BeeTV」など新規事業を十分に軌道に乗せられずにいる。
「アニメ事業は松浦社長と確執があった依田巽元会長が始めて、尻すぼみになったビジネスです。
それをAGHDの中核事業に据えるのは松浦社長にとって忸怩(じくじ)たる思いがあるはずだし、現行の
松浦体制にはそぐわない。そこで“社長交代”の情報が流れているのでしょう」(事情通)
AGHDは「そのような事実は一切ございません」(広報室)としているが……。6年前の“お家騒動”を
思い出す人もいるのでは。

ホントかいな?