確かに人間ですから好き嫌いはあります。でもそれは、役作りに関して、こちら(監督、演出)の気持ちを受入れてくれるか?になります。自分を壊せずに新しいものに向き合おうとして下さらない役者さんは「しにくい」になります。
不器用でも、コミュニケーションを取ろうと努力し、「やってみます!」の言葉と共に作品に心をぶつけてくれる方は、何度やろうが、時間がかかろうが「しやすい」になります。作品作りで一番気を付けなければならないのは「面倒臭い」という感情です。
この「面倒臭い」に支配されると、作品は作品で無くなります。いや、無くなる気がします。私も時々、この気持ちを戦うことがあります。でも、幸いなことに素敵なスタッフに囲まれているせいか、何とか支配されずにいます。ありがたいです。
キャスティングの決定権限は↓
出資者・レコード会社・出版社など作品のお金を出してくれるところ>>作品の本監督・原作者>>音響監督
ってトコで音響監督には選ぶ権限はあまりない作品が多いので、せいぜいクレジットの1行目に来ない程度の脇役&モブやスケジュールのブッキングに権利を行使する程度と思われるので一部では叩かれすげでは、と個人的には思う。
ツイッターやブログに非業界の一般人の批判ツイートに真面目に返信してるなら、私は逆に真摯な対応だと思うのですが…普通のファンはそういう視線ではないのでしょうかね?