松田直樹(※同姓同名だけどサッカー選手ぢゃないよ)敵地で前世界チャンピオンを下す番狂わせ<※ボクシング総合ポータル「Box-on!」より>http://boxon.jp/news/001552.php

松田がメキシコで大殊勲 前世界王者TKO
2007年04月01日16時45分
 31日メキシコのカンクンで行われた試合で日本人ボクサーが大殊勲を挙げた。メインの10回戦で前WBC世界フェザー級王者で現在同級世界3位のルディ・ロペス(メキシコ)と対戦した日本S・バンタム級8位・松田直樹帝拳)は、初回にダウンを喫したもののピンチを切り抜け、4回には逆転のダウンを奪った。さらに5回に入ると、左フックを決めて痛烈にロペスを倒し、レフェリーはカウントをせずに試合をストップした。TKOタイムは5回2分23秒だった。
 ロペス(23)は昨年7月に越本隆志から世界王座を奪い、12月に韓国で池仁珍に判定で敗れ無冠となったばかり。カンクンは出身地であり、再起戦で無名の日本人にまさかの惨敗を喫することになった。
 敵地でビッグ・アプセットを引き起こしたベテラン松田(30)は、神奈川県小田原市出身。右のボクサー・ファイターで、1994年にコーエイ工業小田原ジムからプロデビュー

いきなりボクシングネタなのは、(実は隠れ格闘技ファン<プロレスからPRIDE・K-1までTVでは見なくなりましたが一応結果は今でもチェックしてます。>)まあ、前にいろいろあって潰れる前のブログで格闘系の記事も書いていたからで…。
松田直樹選手は、俗にいう完全な『噛ませ犬』*1の立場で、海外遠征に出かけたのですがまさかの番狂わせ。
最初にこの記事を見たときは、本当にエイプリルフールネタかと思いましたよ。
だって、ボクシングの日本人選手は本当に内弁慶で・引きこもりで、有望選手が互角か格下の立場で海外遠征することはまず最近はない(一部金持ちジムがアメリカの興行の試合枠を買い取って出場し、いわゆる勝ち役で海外遠征したり、無名選手がタイやフィリピンに遠征することはある)。
日本人が海外で世界ランカーに勝つのは物凄く珍しいので(世界ランカー同士の対決は別)、世界戦なら1992年4月10日の平仲明信以来、非世界戦での海外<敵地での>世界ランク奪取は、1988年12月4日の伊藤直樹選手以来*2らしいです。
最初、このニュースを聞いたときは、エイプリルフールネタかと思いましたよ。

しかし、松田直樹といい崔龍洙といい、サッカー選手と格闘技の選手は同姓同名が偶然にもいるものですね。

*1:亀田三兄弟の試合でいういわゆる負け役

*2:OPBF王者の姜哲を9回KO