90年代後半以降、日本のアニメは急激に劣化した(まとめいと)http://matomate.blog133.fc2.com/blog-entry-429.html

以下、駄文・感想。


90年代前半までは純粋に楽しめる子供向けのアニメも多かった。
しかし1995年にエヴァが登場してからというもの、
キモオタ受けするキャラデザやストーリーを売りにするアニメ、
大して深い内容があるわけでもないのにそうあるかのように見せるアニメ、
エロ・グロ・ナンセンス系のアニメ、深夜枠の萌えアニメが増えだした。
90年代後半というのは日本のアニメ史の中で転換点になった時代だろう。
アニメの視聴者が子供からキモオタへ、セルアニメから大量生産可能な
デジタルアニメへ移行していった。そして現在のアニメ界の惨状に至る。

う〜ん、当たらし市も遠からずのトコもあるけど、ヲレみたいな長年アニメを見た人間は、ほとんどの部分で同意できないだろう。
元々、1980年前後のアニメブームでのアニメのハイティーン路線が、ファミリーコンピューターの出現でとってかわられからは、良作の子供向けアニメですら見向きされなくなってたんだから(いわゆる「懐かしのアニメ特集」がTVで組まれるが、1983年にアニメブームが終焉してからは「ドラゴンボール」以外は、ほとんどとりあげられることはなく、この手の方の好みのw当時製作された「世界名作劇場」「藤子不二雄」ですら滅多に取り上げられることはない。)、子供向けマーケティングは、フジTVの2本柱(ちびまるこちゃん・サザエさん)以外は、すでに当時から劣化していた(名探偵コナンや既出のドラゴンボールなどの例外もありますが)。
漫画原作は、「キャプテン翼」や「サムライトルーパー」などを代表するように、実際にお金を落とすほとんどハイティーン以上の人気。
そこにエヴァバブルが来ただけ。
(あと00年代半ば近くまでは、話題にならなかっただけで、純粋に楽しめる子供向けのアニメも少なくなかったと思いますよ<テレ東系の夕方アニメの縮小が始まってからは、確かにそういわれても仕方ないと思いますが>。あと、これに少子化とアニメ化の乱造で良質な原作漫画の枯渇でとどめを刺されたのでは個人的には思っています。)
その後、一度エヴァバブルも崩壊するも、小泉政権時代の「投資家か金を持ってるが投資する先がない」という時代に、投資家を騙くらさして制作委員会に出資させるブームw時に、またエヴァバブル方式がが懲りずに繰り返されただけ→DVDほとんど売れない→景気悪化→少子化と良質な原作漫画の枯渇でますますひどくなる、の繰り返しでどんどん斜陽になっている、ってのが個人的な妄想´。


ただ、繰り返しの既出文ですが個人的には00年代の半ばの新番アニメ乱造時代からは劣化したといわれても、それはその通りと思いますが。