総務省統計局は13日までに、東日本大震災で津波被害があった青森、岩手、宮城、福島4県の浸水域と人口や世帯数の推計値を組み合わせた統計地図を作製し、ホームページに公表した。
2月公表の国勢調査速報値と航空、衛星写真の画像解析データに基づき、浸水域を赤色で表示。平均約50世帯の国勢調査の調査区単位に分けて状況を示し、自治体ごとの推定浸水域の人口などを表で併用している。
推計値では、39市町村の浸水域に15万6101世帯があり、44万4344人が居住。県別で浸水域の居住が最も多かったのは宮城で、15市町に9万7705世帯、27万7952人が住んでいた。