競馬関連→種付け情報第七段-2021年優駿スタリオンステーション(越年スマン

いつの間にかひとこと日記で毎年やっている、社台SS以外の種付け情報を今年も今更やろうという思い付き企画第六段は、優駿スタリオンステーション
ここは他の日高啓種馬場に比べて安定した人気を誇る種牡馬を取り揃えており、去年は隔年シャトルホッコータルマエを含めても、130頭越えが5頭というやや寂しい結果だったものの、今年も140頭越えが5頭と横ばいも社台SS以外どこも苦戦のことを考えるとまずます。(※やはり大枚叩いて導入予定だった『Tapizar』が輸入直前に急死が予想以上に痛かった?*シンジゲートも組んでいたので)
(三昨年社台SS以外で唯一200頭を超えたアジアエクスプレスは94、その父で二昨年過去最高の種付け数となったヘニーヒューズは98で謎重賞勝ちきれないのに500万は高いか?一昨年から種牡馬入りした未完の大器シルバーステートは200、今年国内交配5歳で堅調なベストウォーリアは大台漏れの127、そして一昨年新種牡馬のモーニンが167頭、+そして142に増えたら本当に重賞勝ったエスポワールシチー)。

※ホコータルマエについては以前書いているので、以下タルマエ以外の上位種牡馬の個人的感想。

アジアエクスプレスはデビュー産駒で本当に結果が出ず94頭。競走馬としての実力は一流には微妙だったが芝ダート兼用タイプで仕上がりが早く、父系もトレンドで種付け料も安いときていたが少々危うい推移だったが(生まれてから2歳までのデキが悪いから減ったという噂を裏付けるような数字)。
アジアエクスプレスの父ヘニーヒューズはなぜか更に減り19頭減で98頭。種付け料を更に100万あげて500万したのが響いてきたのか?。去年までは上記以外は謎と書いてたんだが今年になると、高いのに勝ちきれない馬ばかり,重賞勝ってもその後さっぱりというのが連発したのを考えると,生産者は事前に分かるモノなのかと納得<ただND系で配合融通が利く事考えると他にも※受胎率低下とかあるんだろうかと穿ったが(追記)満口情報で今年も満口だったので本当に受胎率に問題ありそう>
シルバーステートはいくら好素質馬だからといってOP未経験馬に200頭近い牝馬が集まるという偏充した結果が138頭→200頭と極端。
>種付け料も来年度+600万と凄いことになったが牝系が超良血という訳じゃないのでここまでの値上げは少々不安
と書いたがデビュー好調で覆す(しかしその後3歳になると苦戦,長い距離走れる産駒がほとんどいないという弱点も浮き彫りになったので値下げしない限り、さすがに来年は又下がると思う。
初年度産駒のヤマノファイトが南関東で大暴れしていたエスポワールシチーは種付け料の条件が変わったが、更に増え+8の142頭。三昨年以前は兵庫ダービーのコーナスフロリダ、ユングフラウ賞のエターナルモールなど早くも初年度産駒から5頭の重賞ウイナーを出しヴァケーションが全日本2歳優駿に優勝し産駒の交流重賞初制覇と共にJpnI初制覇するも、その後は地方で目立ったのはステラモナーク位だったが今年爆発,中央でペシャエス&ケイアイドリー,地方競馬でもいきなり重賞格多数…生産者の人は幼仔のデキがいいのが分かっていた??
ベストウォーリアについては、主な勝ち鞍がJpnIの2勝馬が127頭の牝馬を集められた理由を考えます。それは日本で流行した血統を遠くにしか持っていないことが大きいかと、抵抗感を生みそうな要素はミスプロの2つの分岐も非キングマンボ,49erなので支障なし。Seductive Smileの持つRoberto系種牡馬×Ribot牝馬の組み合わせからはDon Robertoのほか、ブライアンズタイム、Dynaformer、セレスティアルストームなど、競走馬・種牡馬の双方で成功を収めた馬が出ており、どの馬も中距離以上の実績を持っている事も+になっているとか。それと父のマジェスティックウォリアーがかなり高齢ということもありそうです。
モーニンについては、牝系が今市なので新種牡馬のデビュー成績次第→若干減ったがそれでも167頭。
カレンブラックヒルが産駒二昨年デビューも微妙で今年も微減で78頭。しかしデビュー後の産駒を見る限り同じダイワメジャー産駒のライバル・アドマイヤマーズ・セリフォスに比べダートそこそこ・早枯れの不安は少なさそうで、値上げをしなければなんとかこのまま50頭以上は集めそうな感じ。
キングヘイローが二昨年種付けなしで逝去。ローレルゲレイロが地雷(3頭)で超晩成だったキタサンミカヅキ種牡馬入り3年目(8頭)もサイアーライン維持は厳しそう。
種牡馬のミスターメロディは、米国三冠馬Justifyを輩出した、Scat Daddy産駒ということで、174→164頭も納得の人気。

続>で続き1は残るメジャー。まず去年書いてるから前説はないがホッコータルマエは産駒成績好調で168(-4)頭,下半期更に挙げたので来年増えそう
種牡馬のインディチャンプは120頭とまずます(但しステゴ系種牡馬ダブついてるんでデビュー1年目でも結果が悪ければ…の世界。
サトノダイヤモンドの全弟サトノジェネシスは42頭※ただし兄の成績の事を考えると今後厳しそう…
13頭のリオンリオンは青葉賞だけではこんなもんでしょ?
ワールドプレミアはディープ系にもかかわらず53頭(いくらG1でも内野でも外野でも悪いことが重なれば…
ロジクライは半プラベートみたいなもので4頭。
で続き2は少ないマイナーから。

残る主な面子を一気に紹介→続

多い所から出すと、一昨年新種牡馬のミッキーロケットが117→81→44→22頭と急減。同じキンカメ産駒のトゥザワールドも新人産駒の成績が?で96→70→37→33頭に。

続2>次いでロケットに次ぐ二昨年新種牡馬ゴールドアクターが母系が悪いの悪評の割にはまずまずの56頭から38→33→31頭に。4頭目に去年新種牡馬ニシケンモノノフは父馬逝去もあり52頭→49→37→23頭に。5頭目レインボーラインステイゴールド種牡馬がダブついている上、勝った重賞がステイヤー的なのが嫌われたのか44→42→28→12頭で退去決定という(引退かプライベートかは不明)
ロジユニヴァースは-2の4頭で超低空飛行。
ヘニーヒューズを父に持つヘニーハウンドファルコンSV後休養後オパールSを制した馬で、同馬も種付け料の減額と最近のトレンドの影響を受けて種付け数を増加後減だがレインボーラインより前退去で今年なし(他の日高系SSより厳しい?→ヘニーヒューズ産駒の条件馬だったサウンドボルケーノも同様に消えた

続3>でそれ以外に他に二桁を超えたのは、ディープ産駒の新種牡馬サングレーザーの33→25頭(札幌記念マイラーズCだけで近親に特に目立った活躍馬いないので厳しそう)
そのディープ産駒の更にその牡馬で初の種牡馬入りしたミッキースワローはたった3頭(現実は厳しい)。
トビーズコーナーは52→45→30頭、タイセイレジェンドだけは急増+41で51頭で入ってきたが(以下略。
社台SSから移動してきたリアルインパクトは、産駒はそこそこ活躍しているのに-33の20頭、やはりディープ産駒の種馬がダブついてるなか現実は厳しい。
※それ以下の頭数の面子については、これ以上の説明は略。
なお既出も含めて、去年のリストには載っていた、サウンドボルケーノは消えた
又輸入直前のタピザーの急死(来日直前の事だったので金銭については手数料程度の被害ですんだと思いますが)は優駿スタリオンだけでなく日本の競馬界でも損失だった。

今日は以上。


続3>※それ以下の頭数の面子については、これ以上の説明は略。
なお既出も含めて、去年のリストには載っていた、アレスバローズ・ノーザンリバーヘニーハウンドベーカバド・ゴールデンバローズの5頭の名前が消えていました。
繰り返しますが、タピザーの急死(来日直前の事だったので金銭については手数料程度の被害ですんだと思いますが)は優駿スタリオンだけでなく日本の競馬界でも損失だった。

今日は以上。